しんしろよくなれNEWS

2016-09-16 20:16:00

16/9/11 太田恒久
 新城市9月議会も9/12(月)予算決算委員会(9時)と9/16の最終日の本会議の2日のみとなりました。委員会も含めてできるだけ傍聴していますが、議員さんの姿勢や思わぬ市政に関する新たな情報を得ることができます。
 産廃問題についての一般質問もありました。この問題については今後新城市全体にかかわる問題として深刻になると思いました。

昨日(9/10)のマスコミ各社の報道では「タナカ新城工場悪臭被害の会」が数日で集めた392名分の署名を添えて市に救済を求める請願書を提出したとのことです。まだ本格的な操業も始まっていないし、肥料認定の許可も下りていない段階で周辺住民の方々が悪臭被害を訴えて救済を求めてのやむにやまれぬ請願であったようです。市の対応は「臭気指数は規制基準未満だった」市長は「環境実態の把握に努め、県と共同歩調を取りながら適切に対応する」とのコメントをしたとのことです。被害住民の方々の証言によれば昼間も時々あるが、特にひどいのは午後9時前後とのこと、環境課の職員も対応しているとのことですが、この時間帯の測定は勤務時間外なので測定していないようです。タナカ興業の従業員の健康被害も心配なことです。

原点に戻って考えてみれば、物流・製造業の企業用地であるはずの南部企業団地になぜ産廃業者が進出したのか不思議なことです。山口議員の質問に関連して、市長が現地に赴かないのは「産廃業者の進出は好ましくない。環境保全条例に基づく住民説明会も開かないその後のタナカ興業の対応は問題あり」と考えているからだそうです。(市民の反対があるからだとのニュアンスでした。)

総務消防委員会(9/8)で「新城希望都市を目指す若者の会」が提出した請願書が審議されました。内容のポイントは新東・新城高校統合問題に関連して、「新城市の将来世代のためにも利便性の高いバイバス沿いの新東跡地を新庁舎を含めて公共施設の移転を検討してほしい。」というものでしたが、委員会は加藤議員の検討すべきという意見や紹介議員の白井・浅尾議員の意見にもかかわらず、検討しないということで不採択になりました。9/16の本会議で最終決定になりますが、検討すらしないということは1000名余の賛同署名を無視したことになります。傍聴していて明日を担う若者からの提案を検討もせずに不採択にするとは市民を代表する議会としてはありえない対応だと思いました。本会議でどうなるか?市民の皆さんの傍聴で結果を確認することは大事だと思いました。

その他、ほとんど乗車利用のない(一乗車3名から4名)の新東名バス問題や将来の若者世代の減少や防災対応などの重要な問題が議員の皆さんから提案されましたが、傍聴していて具体的な対応がなく、今後検討しますという行政の回答がほとんどだったと思います。地域自治区も含めて市民・行政・議会がそれぞれの立場で新城の町づくりをどのようにするのかという視点に基づいた方向性が、行政・議会共に示されていないという印象を受けました。

消滅都市脱却は新城市政の問題ではないでしょうか。市民に現状の厳しさを情報提供し、共に乗り切っていこうという姿勢が必要ではないかと思います。